アルゼンチン債はどうか? アルゼンチンペソ(ARS)でFX・アルゼンチン株の投資信託で資産運用

アルゼンチンペソ建て債券の扱いについて

2001年12月にデフォルトとなったアルゼンチンペソ建て債アルゼンチン建て債券について、新しい債券との交換が日本でも始まったのは2005年のことです。

法人投資家の場合は、交換時に旧アルゼンチンペソ建て債券を譲渡し、新債券を時価で取得したものとして処理を行います。

交換時の譲渡益は益金、譲渡損は損金に算入するものと思われます。

個人投資家の場合も旧アルゼンチンペソ建て債券を譲渡し、新債券を時価で取得したことになると思われますが、交換時の債券の譲渡益・譲渡損は無かったものとして取り扱われます。

個人のアルゼンチンペソ建て債券の譲渡益は非課税です。

しかし、新債券のうち元本維持債は割引債類似の債券に該当し、その譲渡益は譲渡所得として総合課税されるものと思われます。

新債券に添付されるGDP連動証券はデリバティブとして取り扱われる可能性があります。

このとき、アルゼンチンペソ建て債券以外に、アルゼンチン円建て債券もありました。それも同様に扱いを受けられます。

アルゼンチン国債って知ってる?

国が破綻しない限り、民間企業とは違うのだから、とても安心といわれている国債

アルゼンチン国債に関しては、安心という言葉が崩れてしまい、未だにアルゼンチン国債を売買できないまま保有しているというケースが多いようです。

1990年代、安定していたアルゼンチン経済、その後の破綻など予想も付かなかったことですから、やはり買って安心持っててうれしいのアルゼンチン国債は売れたでしょう。

そして、2001年のデフォルト宣言。それで、アルゼンチン国債は一瞬のうち紙くずと化してしまいました。

国債など投資商品には、元本われなどのリスクの記述は当然あります。
購入する側も、承知の上の決断ですが、さすがに国債が?と思ってしまいます。

そう、アルゼンチン国債ばかりではなく、これからも国債が紙くずになってしまうということは絶対無いということはないのです。

今米国では、アルゼンチン国債が出回っているようです。

今度はアルゼンチンペソ債権だ。

アルゼンチンペソ債権といえば、アルゼンチンペソ危機を思わせます。

アルゼンチンでは、紙幣代わりに債券を発行していたという事実があります。

もちろん高金利で、おいしいうたい文句付きのもので、ある州発行の債券は地方政府アルゼンチンペソ債権を回収目的のためのものでしたが、目的は遂行されなかったようです。

債券など投資商品にはリスクが絶対にあります。

いくら高金利だとしても、その国が崩壊してしまえば、その債券の価値はゼロ、それどころかマイナスになってしまいます。

その債券が債権になってしまうことですから、債券もその国の借金という考え方ですが、債権となるともう二度と帰ってこないという感じがします。

アルゼンチンペソ債券は米国などでは登場していますが、アルゼンチンの国自体の経済発展はすさまじいものがありますから、期待できそうですが、価値の変動も大きいようです。

日本での未だにアルゼンチンペソ債券がアルゼンチンベソ債権になってしまったもの、あるようですよ。

アルゼンチンペソ債券はどうなんだ?

アルゼンチンペソ債券はとても人気もあり、円建てのアルゼンチン債券の種類もあり、こちらは為替リスクを考えず、高利回りという商品だったようです。

結局、2001年の経済危機以来、償還されずに、そのままになっています。

よくある債券の説明書において、カントリーリスク、為替状況により元本も保証されないというあれです。

経済危機以降アルゼンチンでは紙幣以外にアルゼンチンペソ債券が発行され、ごく一般的に流通していましたが、現在は廃止されています。

ブエノスアイレスでは州が発行の「Patacon=パタコン」というアルゼンチンペソ債券とアルゼンチン共和国発行の「Lecop=レコップ」の2種類ですが、地方へ行けばパタコンの代わりにその州の債券が出回っていましたが、現在は廃止されています。

紙幣とアルゼンチンペソ債券の見分け方は裏面が「これは債券ですよ」という説明文になっているのですぐ判ります。

現在は廃止なので受け取らないようご注意下さい。というのは、現在も償還絶対不可能の偽装アルゼンチンペソ債券が出回っているということです。くれぐれもご注意を。

教訓となるか、アルゼンチン債

債券の中でも国債は相対的に安全性が高い債券と考えられています。

だからといって、リスクが無いわけではありません。その例がアルゼンチン債です。

アルゼンチン政府は日本で計7回円建て外債を発行しました。

その第4回アルゼンチン債(1996年発行)が、2002年12月20日の償還期限に投資家への払い込みが無く、債務不履行になりました。続く5〜7回アルゼンチン債についても、既に利子の支払いが停止されました。

「国債だから安全」、「国が破綻するなんてことは無い」等の思惑はもう通用しません。

アルゼンチン債の紙くず同然の国債になるということはこれから先、他の国の国債でも可能性があります。

「他の金融商品と比べて格段に高い利率」等のセールストークの背後にあるリスクを十分理解し、金融商品と付き合わなければなりません。

国債を購入の際には、アルゼンチン債のことを思い出し、教訓とした方がいいかもしれません。

アルゼンチン国債は…

2001年12月にアルゼンチン国債はデフォルトに陥りました。

デフォルトとは、日本語に訳すと債務不履行のことです。

当時日本円換算で、総額10兆円以上のアルゼンチン国債の元利払いが滞ることになりました。

日本国内でもアルゼンチン国債は、機関投資家だけでなく個人投資家にも販売されていました。痛手を被った投資家は少なくないと思います。

それ以来、国の再建に取り組んできたアルゼンチンですが、最近では10%近くの高い経済成長率を達成しています。

アルゼンチンの株価指数は過去3年で6倍程度上昇しました。

そして、問題の財政も黒字化していて、黒字額は過去最大を記録するまでになりました。

こうした中、アルゼンチンはデフォルトして以来初めての国債発行を計画しています。

世界にはアルゼンチン国債に投資したいと考える投資家もいるようです。最近の新興国市場への投資意欲の高まりなども背景にあるのかも知れません。

ちなみに、アルゼンチンの通貨単位はアルゼンチン・ペソです。

以前はドル・ペッグ制でしたが、2002年2月から変動相場制に移行しました。現在、1アルゼンチン・ペソ=約34円くらいです。